クリニック検査でPSAが高いと出たが早漏の原因に?

PSAとは「prostate specific antigen」の略で、前立腺特異抗原のことを指します。前立腺から精液中に分泌されるタンパク質の一種で前立腺細胞から作られますが、通常は血液検査で測定しても数値が高くなることはありません。PSAが高くなる原因としては、前立腺がん、前立腺肥大症、前立腺の炎症で、これらの症状が現れると血液中に漏れ出すようになります。そのため、クリニックでは前立腺に関わる病気の判断を、PSAの数値でひとつの指針としています。PSAが高いだけでは症状の判断が付かないので、クリニックで前立腺生検を行い、診断の確定を行うようになります。前立腺肥大症に伴う排尿障害、蓄尿障害、排尿後症状はまとめて下部尿路症状と呼びますが、この症状は勃起不全のリスクを高めることがわかっています。下部尿路症状によって勃起不全にかかる確率は糖尿病の約2倍の危険度で、排尿障害と共に男性器の不都合が大きくなるため、早めの治療が肝心です。前立腺肥大症になったからといって早漏になるわけではありませんが、直接的には関わりがなくても、同じ男性器の問題なのでPSAが高いと早漏になる可能性も考えられます。前立腺の炎症であれば、常にペニスの神経が刺激を受ける状態となり、射精のスイッチが入りやすくなることから早漏になってしまう傾向があるようです。どちらにしてもPSAが高いと前立腺に関わる病気に罹っているので、クリニックで適切な処置を受けるようにしましょう。下部尿路症状の合併症で勃起不全が起こるため、治療すると男性器の症状も改善されます。早漏に関しても同様に治療が可能かもしれませんので、安易に自己判断はせず、まずは医師に相談するのが良いでしょう。